冬の土用の過ごし方

2022年1月17日から
「土用」の季節がやってきます。

 

今は冬の期間なので、
その終わり18日間を「冬土用」といいます。
117日~23日の18日間)

 

「土用」とは、「土旺用事」の略語で、
新しい命を育て、古い命が還ってゆく「土」が
最も旺盛に働く期間のことを意味します。


春・夏・秋・冬それぞれの、
終わり約18日が土用となり、
次の季節に備えます。

 

あと18日で、
待ちに待った春がやってくるのですが、

季節の変わり目に、
体調を崩しやすいイメージがありますよね。
実際、亡くなる方も多い時期です。


変化の中で、
運気も大きく動きますから、
変化への不適応を起こして、

運気を下げてしまわないように、
特別な過ごし方をお伝えします。

陰陽道では、
土用の期間には、

「土公神(どくじん)」という、
土を司る神が支配力を強めるといいます。


そのため、
土用の時期に土を動かすことは、
すべて「凶」となるとされています。

 

ここにさらに、
大つち・小つちという、

やはり土に触れてはならない期間が、
今回の冬の土用期間と重なります。


「大つち始め」(期間 
2022117日~123日)
間日:124()
活動をしてもよい(ただし土用が重なります)

「小つち始め」(期間 2022125日~131日)
が重なります。

 

さらに、
建築関係の凶日である、
三隣亡が重なるという、

珍しい現象が起きているので、
いつもよりいっそう、
静かに穏やかに過ごしたほうがよいですね。

 

【土用の期間にしないほうがよいこと】

土いじり
農耕全般
井戸掘り
建築関係で土に触れる作業
ガーデニング
草むしり

 

季節の変わり目で、
体調不良や情緒不安定が起こりやすいので、

大切な決定や、新しいことのスタートも、
慎重にしてください。

引っ越しや旅行なども控えた方が良いと
言われています。

 

とはいえ、
この期間全く活動できないことは、
不便だと昔の人も感じたようで、

土用にしてはならないこと、
タブーが解除される日が用意されています。

それが間日

2022年の「冬土用」の間は、
「寅」「卯」「巳」に当たる、

125日、26日、28日が活動をして良い日になります。

→ しかし、大つち・小つち期間があるのでご注意ください。

「大つち始め」(期間 2022117日~123日)
間日:124() 活動をしてもよい

「小つち始め」(期間 2022125日~131日)

 

【冬土用の間にするとよいこと】

「未の日」に、
「ひ」が付く食べ物や、
赤い食べ物が良いといわれています。

118日(火)と、130日(日)になりますね。

◎ がつく食べ物

・ひきわりなっとう
・ひじき
・ひしもち
・ひつまぶし
・ひめりんご
・ひもの
・ひゅうがなつ
・ひよこまめ
・ひらめ
・ひれかつ

 

◎ 赤い食べ物

もともと赤は、
邪気を祓う色として縁起がよいとされています。

紅白でもよいですね。

・お赤飯
・海老
・蟹
・鯛

 

赤身の、お肉やお魚。

野菜や果物だとこんな感じ。

・トマト
・赤パプリカ
・赤タマネギ
・人参
・ビーツ
・りんご
・さくらんぼ
・ザクロ

唐辛子などのスパイスや、
もみじおろしなどの薬味で、
食卓を演出してもよいですね。

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