毎年七夕の頃に行われる
「入谷朝顔市」は、東京都台東区下谷の
入谷鬼子母神とその界隈で開催される
朝顔祭りです。
朝顔は十世紀ごろに薬用植物として
中国から導入されました。
古代の中国では、種子が高価な薬となり
牛と取引されたほどのものだったので、
漢名で「牽牛子(けんごし)」
花は「牽牛花(けんぎゅうか)」
と呼ばれました。
日本では朝顔の和名で
後に園芸植物として広まります。
江戸時代、中国名「牽牛花」が
七夕の彦星をイメージさせ、
開いた花を朝顔姫と呼び、
無事花開けばそれは逢瀬が無事叶った
しるしで縁起がいいとされました。
東京入谷の鬼子母神の朝顔市が
毎年七夕に合わせて開催されるのは、
七夕に咲く朝顔が特別に縁起物だからと
いうことのようです。
花言葉
愛情 平静 はかない恋 固い約束
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